映像職人マエカワマサトのサイト

DVが映像制作業界を壊した?

DCR-VX1000

DCR-VX1000

DVといっても、ドメスティック・バイオレンスではありませぬ。
ここでいうDVというのは、デジタルビデオの規格のひとつです。

1995年に発売されたソニーのDCR-VX1000にはじまる、家庭用としてははじめてのデジタルビデオです。

このVX1000というビデオカメラ、私も所有していたことがありますが、それまでの家庭用カメラと違うのは、画期的に画質がよかったということです。

もちろん、映像制作会社などでも購入しました。最初はロケハンやオーディションなどの記録用として。たいして期待もせずに使ってみたら、これが意外と使える画質でした。

そこで、どんどんと現場で、サブカメラ、そしてついにはメインのカメラとして使われるようになっていきました。

何しろ、プロが使えるカメラとしてはコストが安かった。家庭用ジャンルの製品ですから当然です。
折しも、景気がどんどん急降下していた時代ですから、制作費を下げる要因になったわけです。

もうひとつ、DVカメラの画期的な点、それはパソコンにつながるインターフェイスを備えていた、ということです。これによってパソコンでの動画編集が簡単にできるようになりました。

その結果、どういうことになったかというと、映像制作業界で働いた経験を持たない人が映像制作会社を起業する、あるいは異業種参入する会社が雨後の筍のごとく増えました。

カメラも編集機も安い物ですし、それまでの業務用機器にくらべて使い方もやさしかったため、基本を学ばないでプロになってしまう人がたくさん出てきたわけですね。

結果的に、それが現在に至る映像制作業界の価格崩壊に結びついているような気がします。

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Q&A

Q. あなたは、何者ですか?
A. マエカワマサトと申します。
大阪に住んでいます。
映像制作にたずさわって、30年余。
制作する映像の分野としては、企業・官庁の発注する、広報・宣伝映像、イベント映像が主です。
職種としては、企画、シナリオ作成、演出、ビデオ編集、モーショングラフィックス制作などを中心にやっております。
実態としてはディレクターなのですが、守備範囲が広がりすぎてしまったため「映像職人」を看板にしております。

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