Archive for マイポリシー

あなたの言うとおりにはしません

面白いブログ記事を見つけました。

iPhoneが日本のメーカーに作れなかった訳

ジョブズもいってた、日本メーカーがAppleに負けっ放しの理由』 | More Access,More Fun!

日本のメーカーが、海外のメーカーに太刀打ちできなくなったのはなぜだろう? という考察。

理由として挙げられる最大のものは、「素人の顧客の意見を聞きすぎる」ということにあるのではないかと考える。いい方を変えるならば、素人のユーザーの意見に左右されるのはいい加減にした方がいいということでもある。

詳しくは、上記のタイトルをリンクしてあるので読んでみてください。
これと同じことが、映像制作にも言えるのであります。

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自信があるから、安くは引き受けません

※このサイトは、ただいま改装工事中につき、若干統制がとれておりません。

夕景とカメラ私の専門は、企業や官庁が発注する広報・宣伝映像の制作です。
キャリアはそろそろ30年に届こうとしています。
この分野では、いまどんどん低価格化が進んでいます。

ネットで「映像制作 激安」などと検索してみてください。
安い価格でパッケージにして、映像制作を引き受けるという業者がたくさんヒットします。
1~2年前は、パッケージで20~30万円というのが定番でしたが、いまや15~10万円が相場。
中には一ケタ台の価格を提示している業者もいます。

不幸なのは、はじめて映像制作を発注することになり、頼み先がわからず、ネット検索で業者を探した場合です。現状ではそうした激安業者にあたる可能性が非常に高い。
また、それらの業者の提示しているパッケージ価格を相場の料金だと思い込むことになります。

このサイトは、そうした映像制作業界の歪みを、映像制作を発注しようと考えておられる方に解説し、あわせて本当に満足していただける映像制作とは何か、を考えていこうというものです。

                           映像職人 マエカワマサト 拝

ディレクターはキャッチャー?!

映像制作スタッフを野球のナインにたとえると

キャッチャーピッチャーはカメラマンだと思います。
あくまで映像として記録されるのはカメラマンが撮っている「絵」なのです。

私のようなディレクターは、いわばキャッチャーの役割です。
キャッチャーは「司令塔」とか「グラウンド上の監督」と言われます。
ピッチャーに対しては、キャッチャーはリードする立場です。
サインで次に投げる球を指示しますが、これと同じような関係がカメラマンとディレクターの間にあります。

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「課題の解決」が企画のキーポイント

何か大切なものを見落としていませんか?

映像の企画というと、とかく「どんな映像を作るか」ということばかりに焦点が当たりがちです。
企画と構成という性質のちがう作業も混同されやすく、時に企画段階から作る映像の内容、表現、アイデアにばかり提案が集中する光景をよく見ます。

何か「課題」があるはずだ

でももう一度原点に戻って考えてみましょう。
企業や官庁が、それなりの出費を覚悟して映像を発注しようとしているのは、なにかそこに「課題」があるはずなのです。

「画期的な新製品なのだが、認知度が低い。なんとか認知の向上をはかれないか」
「当社の事業は多岐にわたりすぎて、取引先に全体像をイメージしてもらえない。当社の全貌を印象づける手段はないか」
「せっかくのイベントなのに、内容が地味すぎる。オープニングだけでも、何か派手に演出してもらえないか」

いろんな「課題」がそこには隠されています。映像の制作はその課題を解決する手段として、必要とされているのです。

大切なのは「課題」とその「解決」。だから企画をする

私が映像の企画を行うとき、常に意識をしているのは、こうした「課題」の発見と、それをどのように「解決」するか、ということです。
ここに立脚して「どのような映像を作るべきか」と考え、また時には「作った映像をどのように活用すべきか」ということも考えていきます。

この点をすっ飛ばして、とにかく「こんな映像を作りましょう」という提案を出すというのは、いわば根拠もなしにフィーリングで提案しているようなものではないでしょうか?

構成の四要素

起承転結ではダメだ?

よく、物語などを考えるときに「起承転結」という考え方をしろ、と言われます。
この考え方は、もともとは漢詩の構成法からきたものですね。
しかし、私がビジネス映像を考えるときには、同じように4段階ではありますが、ちょっと違った考え方をしています。

それは「ツカミ→説明→結論→締めくくり」の4段階です。

ツカミ~導入は1分で視聴者の心をつかむ

導入部は大切です。というのは、最初に視聴者の心を惹きつけておかないと、真剣に見ていただけないからです。
したがって、導入部はこれから訴求しようとすることのエッセンスを、映像的に印象づけることが必要です。
たとえば、ここで商品を購入することによる顧客のメリットを、端的に訴えるのが常道です。

説明~飽きさせず、情報をたたき込む

そして、説明がはじまります。商品の紹介ビデオなら、商品の特徴を述べ立てる部分です。
ここで大切なのは、情報を入れすぎないこと。「もうちょっと教えてほしい」と思うくらいが、ちょうどよい頃合いです。
くどすぎる説明は、中だるみを生んで、視聴者が結論までたどり着けないという結果になります。

結論~情報をまとめ、印象づける

ラスト前が映像にとって一番印象を残せる場所です。
説明のパートで、積み重ねてきた情報を有機的に結合させて、全体像をイメージできるように組み立てます。
つまり、ここで商品の魅力を強くアピールするわけです。買いたいなぁ、という気にさせることが大切です。

締めくくり~余韻を残して、上品に締める

エンディングまで、訴求を込めると下品になります。
最後は余韻と考えるべきです。たとえば商品を買ったことによる、生活の充実のイメージや楽しさ。
そういったものを感じさせて、スマートな映像で締めくくりたいものです。