面白いブログ記事を見つけました。

iPhoneが日本のメーカーに作れなかった訳

ジョブズもいってた、日本メーカーがAppleに負けっ放しの理由』 | More Access,More Fun!

日本のメーカーが、海外のメーカーに太刀打ちできなくなったのはなぜだろう? という考察。

理由として挙げられる最大のものは、「素人の顧客の意見を聞きすぎる」ということにあるのではないかと考える。いい方を変えるならば、素人のユーザーの意見に左右されるのはいい加減にした方がいいということでもある。

詳しくは、上記のタイトルをリンクしてあるので読んでみてください。
これと同じことが、映像制作にも言えるのであります。

クライアントはいろんな要求を突きつけて来られます。
映像を作る目的や、こんな人を対象に見せたい、というのはよろしい。
商品はこちらから撮って、この機能のあとにこの機能を紹介して…、と事細かに指定してこられる方もおられます。

映像の専門家ではないクライアントが考えることが、映像を作る上で正解とは限りません。
何を訴えたいのか、どういう商品なのか、どういう機能なのか。
そういうことはクライアントの領分ですから、言われたとおりにします。お任せします。

そのかわり、映像の作り方、表現の仕方、そういうことは私たちの領分です。お任せください。
きっと、クライアントの皆さんには思いもつかないような、斬新な表現をご提示させていただきます。

映像のプロを雇うとはどういうことか。それをお考えくださいね。
何でも言うとおりにする便利屋とは違うのだということをご理解ください。