締めくくるのではなく「まとめる」

最後のパートは「締め」ですが、「まとめ」といってもいいです。

このパートの役割は、これまで伝えてきた情報を簡潔にまとめ、次のランナーにバトンを渡すことです。

次のランナーというのは、たとえば印刷物であったり、セールストークなのです。

ですから、締めとはいってもオープンエンドであり、締めくくってしまうのではありません。つなぐようにします。
「詳しくはパンフレットをごらんください」といったナレーションを入れてもいいですし、WebサイトのURLなどを提示してもいいです。

映像的には、工夫の余地がありますが、これまでに見せてきた映像をテンポよく切り替えていく、というのが気持ちよい定番の映像です。
専門的には「フラッシュ(バック)」といいます。

全体5分の販促映像であれば、20秒から30秒で締めてしまうのが適切だと思われます。
ナレーションをつけてまとめてもいいですが、テロップでいくつかの文章を出して音楽だけで締めるのも一案です。

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