いやもう、ハッキリ言いますわ。
水は低きに流れ、人は楽しきに流れます。
誰だって給料が同じなら楽しい仕事を選ぶでしょう?
じゃあ、給料が少し高いけどつらい苦しい仕事と、給料はやや低いけど楽しい仕事、どっちを選びますか?
宮本慎也はゲームをしていたのに楽しまなかった
2013年8月、元ヤクルトスワローズの宮本慎也選手が現役引退を表明しました。
19年間のプロ生活を振り返る記者会見で、こんな言葉を残しています。
「好きで始めた野球なんですけども、プロになった瞬間に仕事になって。
よく最近、『楽しむ、楽しむ』と言うんですけど、僕は一回も楽しんだことはない。
仕事として、真剣に向き合って、19年間やってこられたところが誇れることです」
この言葉を聞いて、私はこう思ったんだけど。
いやいや、宮本さん。
あなたの仕事を英語で言ってごらんなさいよ。
ぺースボールプレイヤー。
プレイする人。
遊ぶ人。
あなたの仕事は、ゲーム。
つまり、遊び。
なんで楽しまなかったのよ。
「仕事だから楽しんではいけない」という思い込みがあったかもしれない。
まったく昭和オヤジ脳だなぁ。
仕事に何を求めるかが変わった
昭和から平成の初めぐらいまで。
「仕事は苦しいもの、耐えるもの」という価値観が当たり前だった気がする。
宮本選手の言葉は、その時代を生きてきた人間には深く刺さります。
わかる? いや、わからんよ。
私は、楽しくない仕事はしなかったからさ。
だって、人生で一番長い時間をかけるのが仕事でしょう。
その仕事が楽しくなかったら、どんな人生なのさ。
今の若い世代なら、わかってくれると思う。
彼らは、楽しくない仕事に無理をしてしがみつく必要はない、と考えている。
たぶん。
転職なんか当たり前になった。
楽しくなければ去るだけです。
世代論じゃあありませんよ。
本質論ですよ。
仕事は楽しまなくちゃいけない。
そうでなかったら、悲惨な人生になる。
私は、そう思う。
楽しくない職場に人は来ない
「仕事は楽しむものではない」と思っている経営者の方もいるでしょう。
しかし、考えてもみてくださいよ。
楽しくない職場に人が来るはずはないよね。
だって、今は働き手にとっての超・売り手市場。
比べて選べるなら、楽しい職場を選ぶでしょう。
給料で大企業に勝とうとしても、中小企業に勝ち目はほとんどないんですよ。
しかし楽しさは、お金だけでは買えません。
そして工夫次第で、つくることができます。
「あの会社、なんか楽しそう」という口コミが広がれば、それが最強の採用力になる。
高い求人広告費なんかかけなくても、人が集まってくるのです。

楽しい職場は仕掛けでつくれる
楽しい職場づくりは、小さな仕掛けの積み重ねです。
たとえば、職場の装いを女性スタッフに任せてみてはいかがでしょう。
材料費程度の予算を会社が出す。
数千円で十分。
みんなで協力しながら職場を飾る。
いかに可愛い職場を作るか、考えてもらう。
仕事に来るのが少し楽しみになるはずです。
チームごとの競争を取り入れるのも面白いと思います。
成績だけを競わせるとノルマ競争でギスギスするからNG。
整理整頓コンテストや新製品アイデア競争なら雰囲気が変わります。
週替わりにテーマを変えて、優勝チームにちょっとしたご褒美を出す。
それだけで職場に遊び心が生まれます。
楽しい職場をつくるための仕掛けを、あなたはどれくらい考えたことがありますか?
会社をテーマパークに見立ててください。
きっと、たくさん人が集まってきます。





コメント